後半戦(仮)

人生の後半戦に突入したのか既に突入していたのか

短髪が似合わないM字ハゲのためのショートレイヤー

来年はいよいよ40歳。年齢相当に成長できたかどうかはともかく、頭髪だけはしっかりと加齢とともに進行している。

前からの進行、M字ハゲ、出島、フィヨルドベジータ、パズルのピースがはまりそう、丁髷時代ならいいのに…

もはや放置できない。だがヅラやネイチャーといった選択肢はない。あくまで与えられたカードで勝負するものとし、それなりに似合う髪型を模索したい。

そして問題は前からの侵食だけではない。どうやら頭頂部が側頭部、後頭部に比較して薄くなってきているのではないか。風呂上がりの髪の毛は上はペターン、横はもっさり、情けないよで逞しくもない。

ところで近年はツーブロックを極端にした、剃り込みといっていいような髪型が流行っている。自分はそこまでアグレッシブな髪型はちょっと…と思うものの、参考となる点がないこともない。頭頂部ペターン、横はもっさりの逆をいっているのではないか。

Google先生に答えを聞いてみよう。m字ハゲ 髪型 - Google 検索すると予想通り件のツーブロックやソフトモヒカンで埋め尽くされている。しかし自分は渡辺謙でも竹中直人でもないのだが…憮然としながらスクロールすると見覚えのある男の写真、やや長めの髪の毛が額に弱々しく垂れ下がり、その隙間からもう額なのかどこなのか、頭皮がこんにちはしている、よゐこ濱口氏の写真ではないか。いや別に濱口氏がどうというわけではなく、問題はこの薄毛具合が自分に酷似していることにある。そう、M字ハゲは長めの髪型をやめた方がよいのではないか。

えーでも先生…今までも短髪にしたことがないでもないんですが、どうも似合わなくてやっぱり少し伸ばす、を何度か繰り返しているんです。中学時代の丸刈り強制のトラウマがあるんです…

どうするか。実は短髪のほか、ショートレイヤーという髪の切り方があってそれが唯一の解決手段だと思われる。頭頂部は短めにして前に行くに従いちょっと長めにして段(レイヤー)を作る、前髪は流して額のこんにちは部分を隠す…セルフカットの真似事くらいはできるので、レイヤーとまではいかなくてもトップが短めで前髪がちょっと長め、といった散髪をしてみる。

さてそれなりに散髪してみたもののどうも様子がおかしい。何というか、頭頂部が短くて前髪の長い、ちょっとちぐはぐな髪型のおっさんが鏡に映っているのである。これは失敗なのか…

ここまではよくある話ではあるが、その後このショートレイヤー風散髪、どうやら事前準備にコツが要ることが判った。

まずは洗髪である。今までシャンプーしているつもりで頭を泡立てていたものの、どうもちゃんと洗えていなかったらしい。朝起きると髪はフニャフニャで寝癖がつきやすく、しかも乾燥すると夥しいフケが出る。このことに気づいたのは家人が使用する予定で買った頭皮マッサージ機を使わせてもらうようになったからである。 シャンプーを頭に満遍なく付けた後、こいつで頭全体をマッサージしながら洗髪する。すると髪の毛はサラサラ、指通り滑らかでしかも立ちがよくなるのだ。

 もうひとつはドライヤーである。乾かす時点で髪を立たせつつ前に流す。するとトップにボリュームを出しつつ、額のこんにちはをいい感じに隠してくれる。

これでまあ、イケメン風とはいかないまでも、M字ハゲをしばらくは思い出さなくて済む、満足の行く出来となった。

5年後くらいにもっと進行が進んだときは、髪型なんぞ気にしない、大らかな男になっていたいものである。